インターネット(SNS)上のデマについて

現代では誰もが気軽にインターネットを利用できるようになりました。
スマートフォンを携帯ショップで購入し、契約すれば簡単にネットを閲覧することができます。
情報格差の無くなってきた良い時代、という見方もできますが、 その一方でいわゆる「ネットリテラシー」の問題も出てきています。

広がりやすくなったデマ

インターネットは良くも悪くも情報が氾濫している場所です。巷で買える色々な製品にも品質があるように、情報にももちろん質があります。

例えば当サイトのようなどこの馬の骨が書いてるかもわからない信用ならないブログ記事もあれば、信用できそうな新聞社の発行した記事、大企業のプレスリリース、有名人のInstagramで紹介される商品、Twitterでバズったツイート、はたまたFacebookでの友人の近況報告など様々な情報があります。

これらの中で、特に取りざたされやすいのはおそらくSNSで拡散されるデマ、あるいは嘘でしょう。

SNSでは他人の投稿を「リツイート」などの機能で簡単に拡散することが可能です。色々な人々が色々な理由で拡散していきます。単に投稿に感銘を受けたのでみんなに見て欲しい、という拡散が最も多いと思いますが、この行為を行う前に一度立ち止まってその投稿を見直してみないとデマを拡散する当事者になりかねません。

何が問題なのか?

拡散されるデマにも程度があり、大なり小なり問題にはなるのですが、被害の程度は違います。以下に3種類列挙します。

1. そこまで被害にはならないもの

例えばSNSでよく見かけるのはキアヌ・リーブス氏のインタビューと称する投稿です。つい最近もTwitter上でこの手のツイートがバズりました。該当リンク先では既に画像が消えてしまっているのですが、もともとキアヌ氏のメッセージとして感動的な内容が盛り込まれた文章が画像として貼られていました。

調べてみると、その元ネタは過去にとあるオンラインマガジンの編集者がFacebookに投稿したもののようです。

内容自体は納得する部分もあり、感動する箇所もあるのですがこれをキアヌ氏の言葉として勝手に宣伝しているのはいただけません。

ただ、この件はキアヌ氏のイメージを特段ダウンさせるわけでもなく、内容も誰かを攻撃するようなものではないので優しい方です。

2. 悪質だが直接的被害には結びつかなかったタイプのデマ

ちょっと古い例が多くて申し訳ないのですが、次のようなデマが過去に広まったことがあります。

通り魔事件が発生したというデマ

埼玉県のとある市のあたりで発生したというデマ。当時の記事は消えてしまっているのですが、アーカイブから読むことができます

実際に発生してはいないのですが、情報源が見つけにくい伝聞形式を利用して不特定多数の人の不安を煽る行為は良い行為ではありません。このような行為をしたら多分警察から注意くらいは食らうかと思います。

とある有名人の訃報のデマ

ちょっと特殊なタイプの有名人ですが、訃報がデマとして拡散されたことがあります。

世間も色々あってこの有名人の方には関心が高かった頃です。世間のにぎわっている時には不確かな情報でも広まってしまうものなのかもしれません。

これらのようなデマは、先ほどの例よりは悪質なものです。ただ、直接的に誰かに被害が出たりしたわけではないという意味ではまだマシな部類かと思います。

3. 悪質でなおかつ個人に被害のあったタイプのデマ

ネット上でのデマとして拡散され、最も有名になったのはおそらくスマイリーキクチさんの件だと思います。お笑い芸人であるスマイリーキクチさんは、2008年ごろからネット上での勝手な憶測からとある凶悪な少年事件の犯人に仕立て上げられ誹謗中傷されることとなってしまいました。当然根拠のない想像から出たものであったため事実ではないです。

もっと最近の例でいうと常磐道の煽り運転の事件も個人に被害の及んだ悪質な例です。事件現場の映像にたまたま映り込んでいた会社経営の女性が実名まで晒され、誹謗中傷さらには会社の電話への嫌がらせなども生じたものです。

まとめ

上記に色々と例をあげさせていただきました。共通点としてはすべて確たる証拠はないのに拡散された、という点です。

では実際にこれらのデマを拡散しないためには何をすればよいか?というところまで書こうと思ったのですが上の実例を調査していたら結構時間がかかってしまったのでまたの機会に書きます。まぁ用は「情報源を確かめろ」というだけなのですが……。